『キモチノツタエカタ』
「ねぇ〜、。あっちでバレンタインフェアやってるよ〜、見に行こう!」
友人の誘いで、あたしはその場所に向かう。
「あれ、かわいいよね。何かな?見てくるね」
と目を輝かす友人を、羨ましく見守る。
せっかくだし、とあたしも商品を見て歩く。
いろんな種類のチョコがあり、見るのも楽しいものだ。
同僚や家族への感謝義理チョコや友チョコやらを、一応チェックしてカゴに入れた。
手作りコーナーやカードのコーナーを見ながら、考えないようにしていた人が浮かぶ。
出せないはずの人へのカードを選んでしまった。
さっき何気にカゴに入れた彼へのチョコを握り締めて…。
愚痴りたい…とても、切なくて悲しくなる。
この季節やっぱり苦手だ。
きっとあたしの悩みはちっぽけの集まりなんだろうけれど…。
この空間にいることさえ、逃げ出したくなってしまった。
「いっぱい買うんだね」
と友人の声に我に返る。
「義理…だけど。そっちは本命?」
とあたしは本音を言えずに質問した。
「うん。片思いだけど待ち合わせしたから」
と照れる友人に羨ましく思いつつ
「頑張ってね!大丈夫!気持ちは伝わるよ」
なんて、励ます自分をもう一人の自分が「あんたは?」っていいたげだった。
結局、あたしは義理チョコを買って家路についた。
カレンダーにふと目が行って、後何日かと数えてしまっている。
「なんだかんだ言ったって、気にしてるじゃん」
とあたしは呟く。
バレンタインにかっこつけて、臆病者にサヨナラしょうか?
悩んだってあたしは結局…。
あたしは御飯を食べるのも忘れて、あたしは机に向かった。
「のぅ?棚瀬。アイツなんか幸せそうな顔しとらん?」
とわし。
新藤晴一。
「そうですね。嬉しいことでも、あったんですかね?」
と棚瀬とわしが話していると、ドアをノックして、大輔が重そうに段ボールの箱を持って来た。
「昭仁さんも晴一さんも、チョコたくさん届いてましたよ」
と言って、荷物を置いた大輔は話を続けた。
「羨ましいなぁ〜晴一さん、おすそわけして下さいよ〜」
「お前にはやけぼっくいに火がついた彼女がおるじゃろぅ〜?大事にせんと〜」
「そうよ、大輔。好いてくれてる子は大切にせんと」
と昭仁も会話に入って来た。
「そういう昭仁さんはどうなんですか?」
と棚瀬が口を開く。
「そうじゃ、お前だってそうじゃろ?ラブラブレター貰いよって〜」
とわしは昭仁が読んでた手紙を取ってやった。
「ちょーっと、返せや!わし宛てじゃ!」
と昭仁はわしを追い掛けて来た。
なんで、手紙取ったかって?
だってぇ〜、人の幸せってちょっかい出したくなるんだもん。
そう、思わん?
まぁ、かわいがってるだけよ?わし(笑)
「東京まで、昭仁君まであたしの手紙…気持ち届いたかなぁ〜」
あたしは東京方面の夜空を見上げて、呟いた。
星がキラキラと瞬いて、まるで答えているかのようだった。
レコーディングスタジオを抜けてわしはテラスに出る。
歌取りもなんか調子がいい。
「あの子はまだ起きているかな…」
そんなわしの呟きに答えるかのように、星が瞬く。
"君の気持ち受け取ったよ"
おしまい☆
原案 05/02/11〜13・22 UP 06/02/05
**あとがき**
こんにちは、皆様いかがお過ごしですか?ラッキィです。
晴一「なんかさぁ〜、ラッキィがあとがきってひさびさじゃんか?」
そ・・そうっすね。っていきなし登場??主役じゃないのに〜。
晴一「だってアイツ、今サッカーしとるんじゃもん。かわいそうと思ってさぁ〜」
(まぁ、いいや物語に出てくるし。)あ・り・が・と・う・ご・ざ・い・ま・すー。
晴一「なんか、気持ちこもってないんじゃない?なんか、むかつく〜」
そんなこと、ないっすよ。
あっ!!バックステージ更新怠ってすみません・・・。
晴一「そう、それ言おうと思ってたんよ。楽しみにしてる方はおるかわからんけど」
たしかに、アンケートとりたいかも・・・。
夢・・内容、感想のことも。
晴一「掲示板や拍手やメールで答えてやってよ、ココ読んでくれた君!そう!ちゃん、よ。」
晴一さん、ありがとうvv言いたかったこと言ってくれてvv
晴一「まぁ、これもキモチノツタエカタの一つじゃろ?」
さすが、DJ!そのとおり。
原案は昨年ですが、伝えたい気持ちやストーリーはいつも今!
ちゃんの恋の続きは?連載希望の方も書き込みを頼むね。では、HAPPYバレンタインvv