はぁ〜どうしたらえぇん?
 時間が過ぎるほどますますさっきのことが気になってきよった。

 は深い意味はないかもしれん。
 晴一はどんな気持ちで、借りる時は言わなかった一言を切り出したのか。
 なんて返して欲しかったんか。

 意識して深読みしてるのは、うちだけかもしれん。



  『いじわるな落書き 4』



 いつもは眠くなる昼休み明けの授業も不思議と睡魔に襲われず、ずっと考えていた。


  「ねぇ、。今日図書当番だったんじゃないん?」

 友達のに声をかけられて、授業が終わったことを知る。


  「あっ、そうだった。ありがと

 いつの間にか授業は終わってて、放課後へ突入していた。





  図書館に着くともう放課後の当番の子がうちを見て目配せする。

  「すみません、遅刻しちゃって」



 取りあえずうちは返却された本を元の場所に戻し始める。

 半分ほど片付いて、ふとグランドを見たら野球部がランニングしとった。
 あの中に晴一がおるんじゃ。
 晴一頑張ってるんじゃ。


 晴一怒ってるんかなぁ?
 から聞いてどう思ったんじゃろ?


 うちは作業を続けながらまた考えてた。
 せっかく仲良くなるきっかけ見つかったのに、また振り出しに戻るかもしれん。

 なんとかせんと…
 うちから声かけてみょう!
 どうか神様ちょっと応援して下さい。

                                      続く…
 

     原案 07/08/28   UP 07/09/04


☆「そうそう、友達も名前つけちゃったぁ」

 「しかしさぁ、原案にあったっけ?
  図書係とか名前付けることにしたんも、思い付きじゃろ?」

 「だけどもだっけど♪だよ晴一君」

 「……」

 「原案は仮歌詞みたいなもんよ」

  「ふ〜ん、まぁ頑張ってね」

 「頑張りますよ、ちゃんの頑張り書くからお楽しみに」