次の日の朝…
ホテルをチェクアウトして、あたし達は今…。


『チェンジ☆8話』 *******************************************


あたしは窓から駅のホームを見ていた。
東京の文字がやけち大きく見える。
これで良かったんだろうか?
…このままのサイズのまま。
…あたしは。

「本当にこれで良かったの?答えなんて…私もわからないけど」

が心配して声をかけてくれたのに、言葉に出来ない。
悲しいのに涙も出ない。

♪♪♪

あたしの携帯から愛が呼ぶほうへが流れる。

「マナーモードにするの忘れてた。
…?!
知らない番号…」

あたしはそれから言葉が続かない。
…着信は鳴り続けているのに、動けない。

たまらずが、通話開始ボタンを押して電話に出る。

いつもは知らない番号からは受け付けないけど…。
気になりだした。
があたしに携帯を向ける。
あたしは一歩ずつ近づく。


(そんなことあるわけない)

と思いながらも。
勇気を出して!




『も…もしもし??』

『あ……ちゃん…かぁ??』

息を切らしながら、聞き覚えのある声が聞こえる。
相手は…。

『わし、昭仁です!!…今、晴一の…携帯から…借りてて…どこにおるん?』

えっ!?
昭仁さん!!
そんな…まさか!
あたしは言葉にならない。

『わし!わし、ちゃんが嫌じゃなかったら、もう少し話がしたいんじゃ!会えんの!?』

あたしはその言葉を聞いて、胸がいっぱいになり雫が流れ出す。

『…会いたい…けど、やっぱりバンドとして大切な…』

と話している時に、があたしの携帯を取って言う。

『今、東京駅です!16番ホームの、11:50発です!!』

それを聞くと、携帯を切ったのかツーツーツーと聞こえた。

があたしの携帯を閉じて、手を差し延べて「行くよ」と言った。








発車3分前ー。
こちらに走って来る男性。
も気付いて、手を振る。


「良かった…間に合った。東京駅にいるかなって…電話して…良かった」

息を切らせながら。
汗を額から流しながら。
昭仁さんが言った。


「わし、力になれるかわからんけど、もう少し…わしとおって!!」

と手を差し延べる。
が、あたしの乗った手を近づける。


"昭仁を信じてあげんちゃいよ!"

と晴一さんの声が聞こえた気がした。


あたしは、昭仁さんの手に飛び乗った。
と昭仁さんは優しく笑って、は紙袋とあたしの携帯を昭仁さんに差し出す。

のこと…よろしくお願いします」

そして

「健闘を祈る!!」

と言って新幹線に乗り込む。



発車のベルが鳴り、ドアが閉まりは一足先に帰宅。
あたしは見えなくなるまで見送った。









おしまい







原案04/07/09〜09/19          up05/09/07






F「あの…あたしこのサイズのままなんですか?」

ラ「いんじゃない?ドラマチックな展開で、良かったじゃない」

晴「わし、今回心の声だけだし」  

ラ「キューピッドの役目ちゃんとする場面あったでしょ?」  

昭「わし、なかなかの出来じゃったろ?気持ちこもってたけぇ」  

「o(^-^)oはい。」  

「私もいい役だったでしょ?」  

「うん。みんなのおかげで」  

ラ「じゃ、完結ってことで」  

「駄目で〜す!あたしが有給使った意味も薄れますから!」  

晴「目的があったじゃろ?キューピッドはまだ、仕事あるんよ」  

ラ「晴ちゃんのためなら、続けるかな」  

昭「ラッキィは続き書いてあるのに、わしのカッコえぇとこも、台本にあったのに忘れたんかなぁ?」  

「羨ましいからでしょ。勿体振らないでupして下さいよ!」  

ラ「は〜い!」                                                                                                                     



続く…






☆8話いかがでしたか?  
勿体ぶって、役者さん達とからんでみました(笑)  
恋の行方を知りたい方は、続きをどうぞ。