『チェンジ☆2話』
「ん〜!」
ドン!!
あたしは寝返りをうち、ベットから床に落ちた。
「痛いなぁ…」
あたしは体を起こしながら、目を開けた。
!!!
あたしは目の前の景色に驚きを隠せなかった。
「夢だよ…ね」
あたしは思わず自分の頬をつねる。
痛かった…ってことは…
「これは現実?!冗談じゃない!!」
あたしは一人だけ違う未知の世界に飛ばされた気分になった。
まるで不思議の国のアリスの世界なのだ。
自分の体が小さくなって、他の物が大きく見える。
開けっぱなしのクローゼットの服がとても大きく見えた。
漫画やドラマの世界では服がぶかぶかになって…あたしは自分の姿をもう一度見る。
パジャマ姿だった。
裸ではなくちょっと安心する。
あたしは両手で頬をひっぱってみた。
やはり、痛いことは変わらない。
「これって…マジ?!」
鏡に映る再確認のマヌケな姿に悲しくなり、力が抜けて床に座り込んだ。
あたしはなんでこんな姿になったのか、必死に思い出そうとした。
「あっ!!夢に小さな女の子と天使らしき女の子人が…」
もし、あの光を浴びて小さくなったと言うなら…。
アニメでキャンディを食べて小さくなって、色の違うキャンディを食べて大きくなるなんてのがあった。
アリスだってクッキーを食べて…。
魔法を使ったとしても、戻る呪文は魔法使いや解く手掛かりがどこかにあって、アドバイスしてくれる人が現れる。
でもあたしは何かアイテムを使って変身したわけでも…ない。
アドバイスをしてくれる人も現れない…あの天使がいない。
じゃあ…どうしたら元の姿になれるっていうの??
♪♪♪
落ち込んでいたあたしに構わずに、愛が呼ぶほうへの着メロが携帯から流れる。
今、唯一外の世界の人と繋がる音。
「電話だ!!…えっと…携帯は…」
あたしは携帯を探す。
運良く?!あたしと一緒にベットから落ちたようで、すぐ見つかった。
「せーの!!」
あたしは力一杯折りたたみタイプ携帯を開けた。
通話開始ボタンを押す。
着信は親友 のだった。
『もしもし、?約束の時間過ぎているんですけど!10時だよ』
『ごめんね、。今日って日曜日だよね?!』
『何言っているのさ。たしかに日曜日だけど…ランチご馳走してくれる約束じゃん』
『…わかった、ご馳走するからお願い!!時間かかってもいいからあたしんち来て!!』
『何したの?急に?!』
『お願いだから…来て下さい』
『…』
『お願いします!』
『わかった。今すぐ向かうから!!じゃっ』
は何かを感じてくれたのかそう言って電話を切った。
あたしは終了ボタンを押して携帯を閉じる。
今のあたしには何一つ出来ないようなものだった。
他人の手を借りないとならない。
はこんなあたしを見て何と思うのだろう?
そもそも気付いてくれるのだろうか?声は聞こえたとして、姿を見たとして信じてくれるだろうか?
例えあたしのことを信じてくれなくても、助けてくれないとしてもあたしは助けを求めなければいけない状況に置かれていた。
続く…
原案04/07/09〜09/19 up05/08/28
*大変なことになってしまいました!
はたして親友は姿を見て何を思うのでしょう?
その前に見つけてもらえれるのでしょうか?
次回を待つべし。