『チェンジ☆10話』
二人っきりに再びなる。
相変わらずドキドキは止まらないけれど。
晴一さんが二人の空気を変えてくれたみたい。
どちらかとなく話出す。
「「行っちゃったね」」
二人の声が偶然にも重なって、思わず二人とも笑ってしまう。
「手紙…読み返してくれたん…ですね」
「…晴一には敵わんのぅ」
とはにかんで昭仁さんはキッチンからミルクティと菓子パンを持って来る。
カップにミルクティを注いで、曲がるストローを差してくれる。
パンも1/4に切って、お皿に乗せてあたしの前に差し出す。
「不思議じゃね、今君とこうしておること」
「そうですね。同じ物をこうやって分けてもらって。
同じ時間を、一緒に過ごせているなんて…。こんな姿だから複雑ですけどね」
とあたしはわざと明るく話した。
彼の重荷には…なっちゃいけない気がして来て。
「わしね、何て声かけてあげたらええんか、やっぱりわからんのよ
でも、今まで君がわしに手紙でライヴで、わしに思っていてくれることを伝えてくれて。
ポルノグラフィティでのわしを、わしらを受け入れてくれとった」
あたしは真剣な昭仁さんの瞳から、目が離せなくなっていた。
「こんな形での再会だからお互い思うことはあるだろうし、前とは違って来るかもしれない。
今のわしはFちゃんの気持ちは、完全には受け止められんけど…」
(あたしの気持ちばれてるんだ)
彼の言葉に、"やっぱりな"と思いつつもあたしはすぐに返事をした。
「いいんです。たとえ、あたしの気持ち受け止めてくれなくても…あたしは… 」
「でも、わしは今君のことすごく気になってしょうがないんよ。
一緒におりたいのは、ほんまじゃから。Fちゃんのこと…知りたい!!」
とあたしの言葉を遮るように、彼は気持ちを伝えてくれた。
あたしは顔がみるみるうちに赤くなる。
あたしは、彼の言葉に頷いた。
続く…
原案04/07/09〜09/19 up05/09/29
☆
昭「なんか照れるね、Fちゃんとわしのやり取り」
ラ「何今更言ってるの〜。しかし、いい感じですね二人」
昭「そう?Fちゃんの気持ちは分かったんよ。でも、わしの気持ちがわからんのよ」
ラ「答えなんて後から付いてくるものさ」
昭「そうなん?じゃ、次回を楽しみににしとってね」